関節リウマチの症状・鍼灸施術について
痛み、免疫調整に効く“リウマチ鍼灸”
関節リウマチ鍼灸の効果
関節リウマチへの鍼灸治療は、以下の効果が期待されています。
- 免疫機能の調整
- 末梢(手足)への血流促進
- 痛み、炎症の緩和
- 関節可動域の改善
関節リウマチは免疫機能の異常による疾患です。
鍼灸治療で完治をすることはできませんが、免疫機能を調整し、症状を和らげることができます。
なぜ鍼灸が効くのでしょうか?
- ➀鍼灸をすることで免疫細胞が働く!
- ・鍼で小さな傷をつけ組織が修復される→免疫細胞の活性化
・灸の温熱刺激が体に浸透→免疫細胞の活性化 - ②鍼灸刺激で分泌されるホルモンで免疫を調整
- ・鍼灸刺激によりホルモンを分泌→免疫細胞の調整
本来免疫とは、身体の外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃し、それらを排除する働きをしています。
しかし、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。その攻撃によって関節に炎症が生じ痛みとなって現れます。炎症が長く続くと関節を取り囲んでいる関節包が腫れ、痛みを増強させます。
痛みや動きを改善し、身体の機能も鍼灸で調整しましょう!
リウマチに効果的な経穴
①陽渓 | 親指の付け根の下。手の平をパーにした時、手首にできるくぼみ →手首の痛みを軽減するツボ。 |
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②八邪 | 拳を握った時、手の甲にできる山と山の間の溝。4か所 →指の関節痛、手全体のこわばりを改善するツボ。頭痛にも効果的。 |
③尺沢 | 肘の内側。力こぶに軽く力を入れた時、肘にでてくるスジ(腱)の外側の溝。 →肘の痛みの軽減。咳、のどの痛みにも効果的。 |
④八風 | 足指の付け根と付け根の間の溝。4か所。 →足の腫れ、痛みの軽減。 |
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⑤内膝眼・外膝眼 | 膝のお皿の下にある太い靱帯の両脇の溝。 →膝関節の痛み軽減、浮腫みを和らげる、免疫力向上といった効果もあり。 |
その症状、関節リウマチかも!?
関節リウマチとは、関節に炎症が起こり軟骨や骨が破壊され関節が変形してしまう自己免疫疾患です。
手足の指の関節に起こりやすく、左右の関節で同時に症状がでてくる特徴があります。その他にも発熱や疲れやすい、食欲がないなどの全身症状が生じ、関節の炎症が肺や血管を介して全身に広がることもあります。
早期の起こりやすい主な症状
- ➀朝の関節のこわばり
- 朝の起床時に手が開きにくい、身体を動かしにくいなどの症状があり、30分ほどで落ち着く
- ②関節の腫れや痛み
- 関節の痛みや腫れが左右対称に表れ、多くの関節が同時に腫れやすい
- ③倦怠感、食欲不振、微熱
- 37℃代の微熱や食欲不振が続き疲れが取れない
関節リウマチの診断方法とは?
関節が腫れる病気はリウマチ以外にも、膠原病やウイルス感染、変形性関節症など数多くあります。リウマチの診断はとても複雑で「この○○がでたからリウマチです!」というような指標が存在しません。
症状に困った際は、まず医療機関で診察を受けてください。その後は大森駅前治療院でも治療ができるので、お気軽にご相談ください。
リウマチの治療は鍼の保険適応の疾患の一つとなっております。
病院で診断を受けたうえで医師にお願いをして、診断書と同意書をいただくことができれば可能となります。詳しくはスタッフにお声がけください
料金のご案内
全身治療 | 7,150円(税込)(鍼代含む)初診問診料 別途1,650円(税込) |
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