腰痛の症状・整骨院での施術内容について

日本人の4人に1人、3,000万人がなやんでいます

腰痛イメージ

腰痛とは腰周囲の痛み、不快感の症状を指します。腰痛と一言で言っても病態は様々です。

大きく分けて急性腰痛と慢性腰痛があります。

外傷性	交通事故での直達外力による打撲や野球の空振りなどで強く捻るなど大きな外力によるもの
ぎっくり腰	・起きる・立つ・座るなどの日常動作において突然起きる炎症。・痛みの自覚がないことも多い。・痛みが激しく時に歩行ができないこともある。炎症の程度によって体幹の動きに制限がかかる。

慢性腰痛は主に1ヶ月以上続く痛みで、鈍く重たい痛みを感じます。起床時や動作開始時に痛みが出現しますが、日中の活動やお風呂など、血流が促進されると痛みが軽減します。
慢性腰痛は病態によっていくつかに分けられ、筋・筋膜性腰痛、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症など…様々です！

筋・筋膜性腰痛	背中から腰にかけて生じる腰の痛み。活動したり血行を良くすることで痛みが軽減するのが特徴的。
ヘルニア	背骨の間にある椎間板が飛び出し、圧迫されることによりお尻・足への痛みや痺れ、筋力低下が見られる。
分離症	スポーツ活動が多い10代に多く、繰り返される腰椎への負荷により腰椎の後方部が骨折する病態。
滑り症	分離症が悪化し、腰椎の背骨（椎体）が前方へ滑ってしまう病態。滑った腰椎が神経を圧迫するとお尻や足への痛み、痺れが生じる。
脊柱管狭窄症	腰椎の靭帯や椎間板が変形し、脊柱管という神経が通る空間を圧迫してしまう病態。腰痛よりもお尻や足の痺れの方が強く感じる。
腰部変形性脊椎症	中年～老年層に多く発症。腰部の関節の変形をきたし、筋肉の過緊張、神経を圧迫することもある。
心因性	心理的なストレスにより自律神経のバランスを崩し、血行不良を起こし背中から腰まで痛みを生じる。

筋肉や腰椎、神経、ストレスなど原因は多岐に渡ります。
また、腰痛で受診する患者さんのうち85%は画像診断で原因が特定されないとも言われています。

なぜ原因が特定されないことも多いのでしょうか？それは、「痛み」には様々な背景が関係するからです。

急性腰痛: コンタクトスポーツなど強い衝撃で起こる場合や、くしゃみや咳、物を持ち上げた時など、急に痛みが生じるときもあります。また、冷えによって立とうとしたらすでに腰が抜けていた…。なんてこともあります。
慢性腰痛: 慢性的な症状のため、筋肉だけでなく椎間板など背骨の異常がないか確認し、姿勢の歪みも見ていきます。軽度であれば治療により1週間程度で治癒しますが、普段から腰部へのストレスが強い方には1ヶ月以上かかることもあります。痛みが長く続いていると、体のバランスも悪いまま癖づいています。鍼・マッサージで痛みをとる→痛みが出ない環境へ改善する。というステップを踏み治療を行います。

施術イメージ

● 仕事柄、同じ姿勢が続いている
● 同じ方向へ足を組む癖がある。
● 肘をテーブルによく付けている。
● 気づいたら片足重心で体重をかけている。
● 洋服の襟元が左右どちらかに下がっている。
● 靴の擦れ方が左右で違う。

このような習慣があれば歪みの癖があるかもしれません。体が整うと、自然に足を組んだり、という動作は無くなります。

大森駅前治療院では“腰痛”といっても、体全体を見てから治療を行います。慢性腰痛といっても軽度～重症まで種類はたくさんあるので、痛みを感じたらすぐにご来院ください。